3月30日 第4回委員会
最後となった第4回のエゾシカクラフト開発委員会では、これまでの経緯や、成果、開発した製品の展示など行い、今後のエゾシカクラフトの方向性などを確認した。
==
エゾシカクラフト体験教室
3月30日 占冠中央コミュニティプラザ 参加者30名 講師 山本・細谷誠・細谷実佳・浦田・中島・吉田・佐藤
3月31日 トマムコミュニティセンター 参加者30名 講師 山本・細谷誠・浦田・中島・佐藤
樺村千之助商店に作成を依頼した「エゾシカクラフトキット」は、そのキットを使ってクラフトの体験教室を開催する事で参加者に直接エゾシカ革に触れてもらい、その魅力を体験してもらうという目的があった。その為30日に占冠村中央、31日に占冠村上トマムにて体験教室を開催する旨を周知した所、当方の予想を大きく上回る問い合わせをいただき、トマムに至っては会場変更を迫られるほどであった。
30日、占冠村中央で開催したクラフト教室は近隣住民やエゾシカクラフト委員等を含めて26名がクラフトキットの製作に参加した。山本委員長を中心に委員の中でクラフトを教えられるメンバーは役割分担をして指導に専念した。制作時間としては約2時間半確保し、完成できなかった参加者もいたが、7割・8割ほどの参加者は完成させることが出来た。早く完成させた参加者にはエゾシカ革に刻印のサービスも行った。
31日、トマムにて開催したクラフト教室は近隣住民を中心に、遠くは標茶町や旭川市からの参加者もおり、31名という当初の予想以上の人数となった。大まかな流れは30日開催のクラフト教室と同じであったが、トマム在住の方々はエゾシカ革クラフトに対して強い興味を抱く方が大勢おり、後日参加費や材料費を払うのでもう一度クラフト教室を開いて欲しいという声もあった。
両日ともに参加者の方々には大変な好評をいただき、クラフト教室は大成功を収めたと言っても過言ではないものとなった。今後はまだ完成していない参加者へのサポートや、実際にエゾシカ革製品を使ってみての使用感を含めたアンケートを取る予定である。
|